
良い音楽との出会いって、だいたい人づてにやってくる気がします。
私がクーネル(Kunel)というバンドを知ったのは、友人に教えてもらったのがきっかけでした。
正直、名前も聞いたことがなかったです。
でも、再生ボタンを押した瞬間に分かりました。「あ、これ好きなやつだ」と。
どこか懐かしいのに新しくて、心にすっと染み込んでくるメロディ。それからは通勤の電車でずっと聴いていて、気づけばすっかりファンになっていました。
そんなクーネルが、2026年3月20日に1stアルバム『SENSORY DIARY』をリリースします。
結成から約13年、シングルやEPを丁寧に重ねてきた彼らにとって、初のフルアルバムです。
この記事では、クーネルをまだ知らない方にも、すでにファンの方にも楽しんでもらえるよう、バンドの魅力とアルバムの情報をまとめてお届けします。
クーネル(Kunel)ってどんなバンド?
クーネルは、2013年に東京で結成された5人組のポップスバンドです。
面白いのが、メンバー全員が大学のモダンジャズ研究会出身だということですね。
ジャズ研出身と聞くとゴリゴリのジャズを想像するかもしれませんが、クーネルが自ら名乗るジャンルは「ポップス」。ジャズ的な素養をベースに持ちながらも、あくまで聴き心地の良いポップスを軸に音楽を作っているバンドです。
彼らが掲げるテーマは、
「どこか懐かしく、心に優しい音楽を。」
この一文、個人的にめっちゃ好きです。
そして、まさにこの一文がクーネルのすべてを言い表していると思っています。
派手さや奇抜さで勝負するのではなく、じんわりと胸に広がる温もりで聴く人の心を掴んでくる、そんなバンドです。
なお、1stアルバムのリリースにあたって音楽メディア「Rooftop」でも紹介されており、少しずつ注目が広がっています。
メンバー紹介
クーネルは以下の5人で活動しています。
| 名前 | パート |
|---|---|
| 柏木 | ボーカル / フルート |
| 信田 | ギター |
| 代田 | キーボード |
| 森田 | ベース |
| 比嘉 | ドラム |
ぜひ注目してほしいのが、ボーカルの柏木さんがフルートも担当していることです!
ポップスバンドでフルートが入る編成ってかなり珍しいと個人的に思っています。
5人それぞれの音楽ルーツが異なるというのもこのバンドの面白いところ。
公式プロフィールでも「異なる音楽的ルーツを持つメンバーが、それぞれの個性を織り交ぜながら活動している」と紹介されています。
そして、アルバムの楽曲情報を見ていくと、ボーカルの柏木さんだけでなく、ベースの森田さんやドラムの比嘉さんが作曲を手がけている曲もあったりと、メンバーそれぞれが曲作りに関わっているのも特徴的です。
5人それぞれの音楽ルーツがまったく違うからこそ、ジャンルの枠に収まらない多彩な楽曲が生まれているんだと思います。
これまでの歩み|ディスコグラフィーまとめ
1stアルバムに至るまで、クーネルはシングルやEPを少しずつ、でも確実にリリースしてきました。
アルバムを聴く前の予習として、ここで振り返っておきましょう!
1st Single「街は金曜日」(2016年7月)
記念すべきファーストシングル。「街は金曜日」このタイトル洒落てて大好きです。
カップリングには「Loosing Fool」を収録。バンドにとっても、当時の方向性を固めるきっかけになった大切な一曲だそうです。
2nd Single「At Sea Day」(2018年2月)
カップリングの「月に住む人」も含めて、言葉の選び方に詩的な美しさを感じる一枚。
EP「scene」(2019年9月)
「ORANGE」「真夜中のカントリア」「未来人」の3曲入りEP。同年にはオフィシャルWEBストアも開設されて、CD・グッズの販売が始まりました。バンドの活動が一段階広がった時期ですね!
3rd Single「朝を待とう / emanon」(2021年10月)
「朝を待とう」はクーネルにとって初となるMVが制作された楽曲で、映像はアニメーション作家のque氏が手がけています。2022年4月にYouTubeで公開されており、今も観ることができます!個人的に、クーネルを誰かに薦めるならまずこのMVを観てほしい。私が友人から教えてもらったのもこの曲でした!
4th Single「ヒトアイ」(2023年12月)
ベースの森田さんが作曲を手がけた一曲。ジャケットとLyric Videoはキーボードの代田さんが制作しており、メンバーの多才ぶりが光ります。2024年10月にLyric Videoが公開されています!
1stアルバム『SENSORY DIARY』が3月20日にリリース!
そしていよいよ、2026年3月20日にクーネル初のフルアルバム『SENSORY DIARY』がリリースされます。
「SENSORY DIARY」=「感覚の日記」というところでしょうか?
アルバムのテーマは「五感と人間模様」とのことで、日々の暮らしの中で五感を通じて感じたこと、人と人との関わりの中で生まれる感情を音楽として綴った作品になっているようです。
まさにクーネルらしいテーマですね!
アルバム基本情報
| タイトル | SENSORY DIARY |
| アーティスト | クーネル(Kunel) |
| 発売日 | 2026年3月20日 |
| 価格 | ¥2,500(CD) / 配信あり |
| 収録曲数 | 全12曲 |
| ミックス&マスタリング | MAIYA SEKINE |
| ジャケットイラスト | 副島あすか |
ジャケットのイラストは、イラストレーターの副島あすか氏による作品。
緻密なモノクロの世界が描かれていて、表と裏でひとつの絵が繋がる仕様になっているそうです。素敵ですよね!配信でも聴けますが、こればかりはCDを手に取って眺めたいところです!
全曲トラックリスト
アルバム発売に先駆けて、公式Xでは曲のショート動画が順次公開されてきました。
そこから分かった各楽曲の情報も交えながら、全12曲を紹介します。
01. JOY EATER
アルバムの幕開けを飾る1曲目。ミックス&マスタリングを担当したMAIYA SEKINE氏がパーカッションでも参加しています。アルバム全体のサウンドを手がけた人物のプレイで始まるというのが、良いスタートですよね。
02. ヒトアイ(2026 Remastered)
2023年リリースの4thシングルを、アルバム用にリマスターしたバージョン。作曲はBa.森田さんで、本人にとって特に思い入れの強い楽曲とのこと。必聴間違いなし!ジャケットとLyric VideoはKey.代田さんの制作です。
03. 街は金曜日(2026 Remastered)
2016年の1stシングルがリマスターで収録。バンドにとっては約10年前、まだ方向性を模索していた時期に生まれた楽曲で、クーネルの進むべき道を示してくれた大切な一曲だそうです。当時の演奏をリマスターで聴けるのも感慨深い…。
04. 花信ニ触レテ
読み方は「かしんにふれて」。公式によると、覚えにくい・理解しにくい・演奏しにくいの三拍子でメンバーを苦しめた曲だとか。その難しさの中でGt.信田さんのプレイが光る楽曲になっているようです。
05. emanon(2026 Remastered)
2021年の3rdシングル「朝を待とう / emanon」のカップリングとしてリリースされた楽曲のリマスター版です。
06. 朝を待とう(2026 Remastered)
2021年リリースの3rdシングルをリマスター。アニメーション作家のque氏によるMVはクーネルにとって初のMV作品で、バンドにとっても思い出深い一曲。個人的にも、クーネルとの出会いのきっかけになった大切な曲です。
07. 輪を、駆る
実は2015年頃からライブのセットリストに入っていたという古株ナンバー。作曲者であるVo.柏木さん自身の手でストリングスやシンセのアレンジが加えられ、アルバム収録にあたって新たに生まれ変わったそうです。原曲から進化した姿がどんなものか、気になります…!
08. At Sea Day(2026 Remastered)
2018年の2ndシングルのリマスター版。カップリングだった「月に住む人」はアルバムには未収録なので、気になる方は2ndシングルもチェックしてみてください。
09. seaglass
作詞がVo.柏木さん、作曲がDr.比嘉さんという珍しい組み合わせで生まれた楽曲。ボーカルとドラムという、普段はあまり一緒に曲を作るイメージのないふたりのタッグというだけで興味を惹かれます。公式の紹介では「渾身のバラード」と表現されています。
10. 遮電心報
読み方は「しゃでんしんぽう」。タイトルの響きだけでもう気になりますよね。Ba.森田さんのベースプレイが最後の最後まで炸裂する楽曲だそうで、リズム隊好きには特にたまらない一曲になりそうです。
11. An-echoic
Dr.比嘉さんとBa.森田さんがレコーディングブースの中で同時に演奏し、ほぼワンテイクで録音したという楽曲。スタジオのライブ感がそのまま封じ込められた作品のようで、二人のグルーヴを存分に味わえそうです。
12. フレーバー・セオリー
アルバムのラストを飾る12曲目。アルバム発売1ヶ月前に最初のショート動画が公開された楽曲で、ここからアルバムリリースに向けたプロモーションが本格的に始まりました。『SENSORY DIARY』の締めくくりとして、どんな余韻を残してくれるのか楽しみです。
既発曲は「2026 Remastered」で収録
ここで見逃せないポイントがひとつ。
アルバムに収録されている既発シングル曲——「ヒトアイ」「街は金曜日」「emanon」「朝を待とう」「At Sea Day」の5曲は、すべて「2026 Remastered」としてリマスターされたバージョンです。
つまり、これらの曲をすでに聴いたことがある方にとっても、アルバムでは新しいサウンドで聴き直せるということ。配信版との聴き比べも楽しめそうですね!
なお、EP「scene」に収録されていた「ORANGE」「真夜中のカントリア」「未来人」はアルバムには含まれていません。この3曲が気になる方は、EPもあわせてチェックしてみてください~!
CDを予約するには?|予約方法と特典まとめ
CDの予約は、クーネル OFFICIAL WEB STORE(BASE)から可能です。
予約購入者にはクーネルオリジナルの五角形缶バッジが1個プレゼントされます。
カラーは4色展開で、どの色が届くかはランダム。発送は3月19日開始予定とのことなので、発売日前日には届くかもしれません。送料は全国一律¥430のようです。
CDではなく配信で聴きたい方は、Apple Music・iTunes・Spotifyなどの配信サービスからも予約が可能になっています。お好みの方法でぜひ。
クーネルの音楽はこんな人に届いてほしい
「気になるけど、自分の好みに合うかな?」と迷っている方へ。
こんな方にはきっと響くと思います!
- 「聴き心地の良いポップス」を探している人——派手さよりも、繰り返し聴きたくなる心地よさ。クーネルの一番の魅力はそこにあります
- 楽器の重なりやアンサンブルの妙が好きな人——ジャズ研出身の5人だからこそ生まれる、聴くたびに新しい発見がある音の絡み合い
- 夜、ひとりで音楽に浸る時間を大切にしている人——クーネルの音楽には、静かに寄り添ってくれるような温もりがあります
- 「最近、同じバンドばかり聴いてるな」と感じている人——まだ出会っていない良質な音楽を探しているなら、ぜひ一度試してみてください
まずはここから!おすすめの入口3選!
クーネルを初めて聴く方のために、「最初の1曲」を3つ選んでみました。
※もちろんどこから入ったって素敵な楽曲に変わりありません。
①「朝を待とう」MV — まず観てほしい1本
アニメーション作家・que氏が手がけた、クーネル初のMV。音と映像の両方からバンドの世界観に触れることができるので、初めてならこれが一番おすすめです。私自身、この曲からクーネル好きになりました。
②「街は金曜日」 — バンドの原点
2016年リリースのファーストシングルで、クーネルの方向性を決定づけた一曲。このバンドがどういう音楽を作るのか、1曲で伝わると思います。各種配信サービスでも聴けます!
③「ヒトアイ」Lyric Video — 最新の音
Key.代田さんが制作したLyric VideoがYouTubeで公開中。アルバムに向けて、今のクーネルがどんな音を鳴らしているのか、是非確認してみてください!
クーネルの公式リンク集
- 公式サイト:https://kunel-band.jimdofree.com/
- YouTube:https://youtube.com/@kunel_band
- X(旧Twitter):@Kunel_band
- Instagram:@kunel.band
- クーネル OFFICIAL WEB STORE(BASE):https://kunelband.thebase.in
- 音楽配信(TuneCore):https://www.tunecore.co.jp/artists/Kunel
まとめ|友人がくれた出会いを、今度はあなたに―
結成から約13年。シングルやEPをコツコツとリリースしながら活動を続けてきたクーネルが、ついに1stアルバム『SENSORY DIARY』を2026年3月20日にリリースします。
「五感と人間模様」をテーマに、全12曲。既発曲もリマスターされ、新曲も7曲収録。ファンにとっても初めて聴く方にとっても、充実した一枚になっているはずです。
私がクーネルを知ったのは、友人に教えてもらったのがきっかけでした。そして今度は、この記事を通じて誰かに届けばいいなぁ、と思っています!
個人的に良い音楽って、こうやって人から人へ渡っていくものだと思うんです。
まずは1曲、聴いてみてください!
「朝を待とう」のMVを再生するだけでいいと思います。もし気に入ったら、ぜひあなたの大切な人にも教えてあげてください。
アルバム『SENSORY DIARY』、一緒に楽しみに待ちましょう!
※私は音楽に詳しいというわけではありません。思うがままに書き連ねさせてもらいました!


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